~2016年10月22日(土)、10月23日(日) サールナート(静岡市)
12月23日(金・祝) 浜松市地域情報センター にて上演 ~
シェイクスピアの「十二夜」をMUSES版に脚色した作品。
シェイクスピア版ではフェステという道化師が登場するが、それを「アルル」と「サン」という老婦人と少年に分化して登場させています。
また、シザーリオとサー・アンドルーの決闘シーンが、とんでもないことになりました。
なんと、シザーリオはペン、アンドルーは十手で対決する、という設定。
そのために作ったのがこちら。
ペンは細い丸木。ペン先は紙で作ってあります。
十手は、傘の骨を再利用。横に短くL字型に出ているところは骨を折り曲げてあります。
オリヴィアはシザーリオに、自分の絵姿を渡します。
ト書きに「ヴァイオラの首にかける」とあったので、こんな形にしてみました。
中に書いてあるのは、実は私の似顔絵(笑)
この芝居でのいちばんの大物。
マルヴォーリオは牢屋に入れられてしまうのですが、なんとその中で「おまる」にまたがっているという設定。(無茶振りにもほどがあります)
これ、本体は、私の息子が小さいころに使っていた足漕ぎの車です。
オリヴィアがつけるベールには苦労しました。写真上のほうにちらっと写っている紺色のもの。
指輪も、お客様から見えるようにあえて大きなものを作りました。
白いのは、アンドルーが書いた決闘状と、マルヴォーリオをだますためにマライアが書いた手紙。
銀色の鎖は神父がかけていたロザリオです。
(この写真は、2020年1月に開催された「片山るん小道具展」の写真からトリミングしました。画像が粗くてすみません)