第2回公演「Right Eye」

    ~ 2015年3月7日(土)、3月8日(日)

        静岡芸術公園 稽古場棟BOXシアターにて上演  ~

劇中で使用したカメラ。ビスケットの空き箱、チップスターの容器、ペットボトルの蓋などを使用。

記念すべき初作品。手探りで作ったため、たどたどしさが残っている。

カンボジア人の親子が持っていたライフル。

ベージュ色のものは、子供用の傘を土台にして作成。

黒いほうは、木の板やFAXのインクロールの芯を使っている。

プリンターのインクにはオレンジ色のストッパーがついているのだが、これを照準器の土台に使ってみた。この造形はかなり使い勝手がよく、このあともいろいろな場面で活躍してくれた。

スコープに使ったのは、ヘアカラーについてくるスポイト。これを二つくっつけた。

 

劇の終盤、主人公たちはカンボジアの森へ入っていく。

その時に背景のパネルが倒れて、草原のようになる。そのパネルの裏側にカメラを設置。

オリジナルの野田版では、舞台の前面に砂のスポットが作られていて、そこにカメラが埋まっているのだが、私たちの舞台ではそれが再現できなかったため、ベニヤ板で作った草の裏側に隠すことにしたのである。

物語の終盤までパネルは立っているため、落ちないようにカメラを設置するのに苦労した。